今日という日の彼の一日は、取り立てて記すべきようなものではない。
 彼は今日、午前10時頃に起きてのたのたとごはんをたべ、弟とゲームをしたりスペイン後をぬるく勉強したりして過ごし、夕方に家電量販店等をひやかしに行ったという。しかし、この何の変哲もないように思える一日を、ストックしておくことはできない。二度と戻ってはこない時間なのである。尊い