らーめんまる
最近彼は、週末になると必ずラーメンを食べに行っている。
以前からよく行ってはいたが、最近は高安、高倉二条、魁力堂、英多郎、宝屋と五週連続だ。
京都はラーメンの種類が豊富で、それぞれの店に特徴があって楽しいのだと彼は言う。
例えば、高安と宝屋はスタンダードな豚骨スープだがどちらもオリジナリティ溢れるまろやかさで、高安は巨大なから揚げ、宝屋はとろとろのチャーシューと絶品のプリンが特徴だ。
高倉二条は少し酸味のあるさっぱりした魚介豚骨で、全粒粉のつけめんもおいしい。さらに、お茶がジャスミンティーであるところが驚き。
英多郎もさっぱりしたゆずラーメンが絶品で、名物とりごはんも外せないうまさである。
大五郎は四宝ラーメンがうまいし、食べ放題のキムチが絶品である。
そのほかにも長浜ラーメン、亀王、一風堂、魁力堂などなど、彼のラーメン談議は尽きない。
彼もまた、全国に数多いるラーメンの魅力にとりつかれた者の一人なのだ。
ところで、彼はラーメンを食べると必ず写真を撮ってメールで私に送ってくるのだが、送られる方にとっては迷惑窮まりない行為だ。そんなもの見せられても、「うまそうだ」と思って胃袋が悲鳴を上げるのみである。
しかしまぁ、この機会にいくつかここに載せておく。これによって、彼の愚行も少しは意味を成すこととなろう。
高安 チャーシュー麺 唐揚げ