はなの舞 池田屋店

piedra-blanca2009-07-09


昨日、18時頃、私はなんとなく友人と晩ご飯を食べる約束をした。

「どこにいく??どこでもいいよ。」
池田屋跡にできた居酒屋が今日オープンするらしいんやけど…。」
「あ、そうなの?」
「でも混んでるかもなぁ。近くの居酒屋かごはん屋にする?」
「ん〜、行ってみよっか!」

という具合に、電話をしている間に思いついてなんとなく行ってみた。


これも京都に住む学生の利か。


19時頃に京阪の駅で待ち合わせ、三条へ。
三条通りを西へ歩くとすぐ、目指す建物はある。


なかなかの雰囲気。


店内を窺って入ってみると、すぐに案内できるという。
オープン初日だが、平日ということもあってかそれほど混んでもいない。


我々は、あの階段を落ちないように気をつけながら上って席に案内された。


店内は新撰組の旗や絵で飾られ、階段は横から見ると新撰組が駆け上っている情景を再現している。
店員も新撰組のはっぴを着ていて、こんな池田屋ではもはや飯を食いながらおちおち尊皇攘夷の話もできたもんじゃないなぁと少し思った。


そして我々は2時間ほど、なんだかぎこちない店員に初々しさを感じながら、鯛の造りやかにチャーハン、馬刺しなどを堪能した。

その間、客はゆっくりとしたペースで入れ替わっていたが、特に混んでいるという状況はなかった。
しかしきっと、週末には他府県などからも多くのファンが駆けつけてくるのだろう。



店内2階部分には、東映に監修してもらったという、池田屋を再現したスペースなどもあり、隅々まで楽しめた。
 


そういえば、はなの舞池田屋店がオープンした7月8日は旧暦の6月5日にあたり、まさに池田屋事件のあった日なのだそうだ。