七里ヶ浜スカイウォーク

5曲目は七里ヶ浜スカイウォーク。

時刻は17:30。
まだ5曲目かと彼は肩を落としたが、それは江ノ電を甘く見て献血に行った彼の自業自得と言えよう。


雲だらけの曇天に、完全にあてのある歩行を楽しむ彼。


霞む江ノ島を背中に、海沿いを行く。


七里ヶ浜高校からは毎日海が見えていいなぁなどと考えながらてくてく行くと、呆気ないほどすぐに“海辺のファーストキッチン”にたどり着いた。


彼はポテトを頼み、窓辺の席で暮れかけた暗い海を眺めた。

高校生が、絶え間無い談笑を繰り広げている。