家族の一員
「犬は家族の一員。フンはきちんと持って帰りましょう。」
という看板をよく見る。
確かに、犬は家族の一員かもしれない。
しかし、私は、家族のフンは持って帰らない。
たとえ、仮に父や弟が野ぐそをしたとしても、それを持って帰ったりはしないだろう。
それとも、“息子が悪いことをしたら親も出てきて謝れ”という風な“家族の落とし前は家族でつけろ論”のように、“飼い犬の落としものは家族が拾え”ということなのだろうか。
ごちゃごちゃと色々言っているが、私は別に、「犬のフンの始末をしたくない」と言っているのではない。
“家族である”というのと、“フンの始末をする”というのは別問題であり、「その文脈で関連づけるのはおかしいんじゃないか」と言いたいだけである。
犬は家族の一員である。
そして、そのこととは別に、飼い犬のフンの始末をきちんとすることは、当然のマナーである。
そうではないか。
お腹がすいた。