おしりかじり虫
今日、私が三条の雑貨屋で物色していると、男の子を連れた母親らしき人物が入ってきた。
帽子を選んでいる母親の横で、男の子が急に歌い出した。
「おしりかじり虫〜♪」
なんだそれは。
男の子がそんな歌を口ずさんでいるのを聞いた母親はびっくりして「何その歌!?どこで覚えたん!?」と尋ねた。
すると男の子は「みんなのうた〜」と答えていた。
…そんな歌が本当にあるのか!!
それから今日一日中「おしりかじり虫」が頭から離れなかった私は、家に帰ってすぐに調べてみた。
すると本当にあったのだ。
しかし、どうも男の子が歌っていたのとは違うようだ。
男の子のあどけない「お・し・り・か・じ・り・む・し〜♪」と、この異様に大きい気味の悪い虫の歌い方とは明らかに違う印象を受ける。
「かじってナンボの商売」とはいったい何なのだろうか。
様々な不祥事に加え、近頃、目を疑うような番組を続々と世に送り出しているいろんな意味で注目度ナンバーワンの放送局、NHK。
これでいいのか。
…いや、むしろさすがと言うべきか。
確信犯的に信頼を失っていき、
受信料を払う人が激減したところで、
それを理由に法的手段に出て強制的に払わせる。
そこに見えてきた青写真。
…さぁ、何もかも忘れて一緒に歌おう。
「おしりかじり虫〜♪」
「おしりかじり虫〜♪」
男の子の成長を危惧しながら。