お暇

昨夜遅くまでレポートを書いていた彼は、朝起きて眠い目をこすると痛かった。


めばちこの兆候かも知れぬ。


次いで彼が朝ごはんを食べようとすると、口の中が痛い。


口内炎も二つできている。


「このまま1限目の講義に出ては、今後のレポート作成や勉学に差し支える。」そう考えた彼は、1限目の講義に“お暇”をいただいて、もう少し身体を休ませてやることにした。


すやすや…。


もう少しの休養をとった彼は、その後の講義にはちゃんと出席したという。