10日目!

0810 起床。朝から雨が降ってますね。でもスペインは最近の降水量が過去60年で最低らしくて本格的な水不足らしいから、恵みの雨なんかな。


そういや昨日メトロの10回券買ったんやった(6.7E)。

そうそう、昨日友だちが3.99ユーロの買い物したときに10ユーロ出したら、「今ちょっと1セント無いんですみません」って感じで6ユーロだけ戻ってきて1セントは戻って来なかった。こんなことは日本では有り得ない。こういうとこがスペインっぽいよなぁと笑った。


昨日の夜総選挙関係のテレビを見ていたときに、おばちゃんとちょっと話しをした。それによると、いまはPPのラホイ氏が優勢らしい。現政権のサパテロ氏危うし。


あと昨日、おばちゃんがリスボンを絶賛してた。めっちゃ綺麗な街で、人がめっっっちゃ優しいらしい。(笑)マドリッドの人より断然優しいって言ってた。

0855 出発。

0935 学校着

1330 授業終わり。

1356 ノビシアド駅からメトロに乗る。canalで乗り換えて、新しく線路が延びた7番線に乗ってアルカラ・デ・エナレスに行こうとおもう。アルカラ・デ・エナレスは「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスの生まれ故郷。
最近新しくメトロが延びるまではアトーチャかチャマルティンからレンフェで行かなあかんかったけど、メトロなら安く楽に行ける。

1449 楽に行けると思ったら、どうやらそうでもない様子。エスタディオオリンピコからはエリアが変わって別料金らしい。そしてメトロはセルバンテスの家の近くには停まらない(めっちゃとおいとこに駅がある)様子。
1457 レンフェ(国鉄)のセルカニアス(近郊線)と連絡しているCOSLADA駅で降りて駅員に聞いたらやっぱりここからレンフェに乗り換えてレンフェのアルカラ・デ・エナレスに行くのがいいみたい。
別料金なので1ユーロ払って(駅から出るためのチケットが売られてる。)メトロから出る。そして1.3ユーロ払ってレンフェの駅に入る。


1505 レンフェが来た。2階建てだったので嬉しがって2階に座る。席は向かい合わせで2列と3列。


外の景色はど田舎。畑か荒野。

途中、梅っぽい花が綺麗に咲いている木があった。

1520 アルカラ・デ・エナレスにやっと到着。なんか全体的に茶色い町。


1534 南に向かってあるく。特に何もない。あんまり信号もない。こっちに来てから初めて一軒家を見た。やっぱり田舎にはあるんやなぁ。

1540 アルカラ大学の法学部キャンパスっぽいところに来た。西に向かう。
バス停で人が手を挙げている。ここも手を挙げないと停まってくれないのか。

町の真ん中付近は若干人通りもある。銀行もある。


1545 セルバンテス広場。百日紅がいっぱい植えてあってなんかすごい。
多分ここがメインストリート。マジョール通り。でも小さい。

1550 セルバンテスの家に到着。ドン・キホーテとサンチョパンサの像がベンチに座ってる。


家の中で日本っぽいポスターに「DON QUIJOTE」と印刷されたポスターが売られていて驚く。


セルバンテスの家は無料。おっちゃんがひとりいてチケットをくれた。「左から右へ回って上へあがって、右から左へぐるっとまわってください。写真は1階のパティオ(中庭)のみオッケーです。」と説明してくれたのが理解できて嬉しかった。
一軒の家としてはかなり大きい。玄関を入ったらパティオがあって、そこに井戸もある。パティオの周りを囲んで2階建ての家が建っている。

2階の部屋に、普通のソファの真ん中に大きな穴が開いていて、下に陶器の坪が置いてあるものがあった。これってもしや…トイレ??


なんかどの部屋のベッドも小さい気がする。そういえば、マドリッドの王宮のベッドも小さかった。妙にちんちくりんに見えておもしろい。ヨーロッパも昔の人は小さかったんかな?


1630 見終わってパティオにいたら、別のおばちゃんがまたチケットをくれた。「タダだから!」と。


1636 セルバンテスの家から出た。ドン・キホーテの像の靴先が足裏マッサージにちょうどいいとしばらく彼の足を踏み続ける。(笑)そしてドン・キホーテと一緒に写真をとってもらう。


1643 セルバンテスの家にある病院を尋ねる。セルバンテスが生まれた病院。現役病院としてはスペイン最古らしい。


1657 OH!LALAという店でホットドッグセットを注文(3.85E)。2
アルカラ・デ・エナレスに2店舗あるらしい。
ジュースがやたらでかい。こっちのファーストフードのジュースって氷がほとんど入ってないから多い。ポテトじゃなくてたまねぎリングのセットにした。“AROS DE CEBOLLA”がたまねぎリングだということは注文した後に調べてわかった。(笑)

店員がホットドッグを持って来てくれた。写真より小さかった。(笑)
でもたまねぎリングはやたらいっぱい入ってる。モスバーガーやったら2個ぐらいしか入ってないのに。

よく見たら店はものすごく奥行きがある。


1723 なんかインスティテュート・セルバンテスの建物があったので入ってみる。“ニューヨークとスペイン内戦展”が催されてるっぽい。常設なんかな。


1758 アルカラ・デ・エナレス駅からレンフェに乗る。1.3ユーロ。椅子に置かれてた新聞を横によけて座ってたら、おっちゃんがきて「この新聞もらってもいい?」ってきいて持って行った。朝メトロに乗ってるときも、みんな捨てていった新聞を読んでいる。ごみ箱の上にあるのさえ持っていく。日本でもある光景やけど、頻度がすごい。駅の入口で新聞を配ってるから、新聞の量もすごい。


アルカラ・デ・エナレスでは、PSOEのポスターはよく貼ってあったけど、PPのは見なかった。PSOE支持者がおおいんかな?ポスターは全部党首の写真(PSOE=サパテロ・PP=ラホイ)が載ってるんやけど、セゴビアではラホイ以外の人が写ったPPのポスターもあった。
あと、なんとなくやけどメトロにはPSOEのポスターが、公衆電話にはPPのポスターが多い気がする。公衆電話は全部テレフォニカやから、もしかしたらテレフォニカはPPと仲がいいとか、そういうのがあるんかな?でもセゴビアでは公衆電話にもPSOEのポスターが貼られていた。


1815 レンフェがCOSLADAに着いた。メトロに乗り換え(1E)。


メトロの駅のエスカレーターは、センサーが付いてて人が乗ったら速くなる仕組みになってる。乗ってないときはゆっくり。「あのエスカレーターめっちゃ遅いな!」と思って乗ってみたら速くなって、「あれ?普通やな?おかしいな。」って思って降りてまた見たらめっちゃ遅くて、「あ、なるほど!」と。電車を待ってる間無駄にエスカレーターに乗りまくって怪しい人になった。
日本では人が乗ってないときは止まってるエスカレーターを見たことあるけど、ゆっくりになるのははじめまして。


1900 EL CARMEN着。


1911 帰宅。

1930 もう一回外出。おばちゃんがリスボン行きのチケットを探してくれてたから、そのメモをもって旅行代理店に行く。

1837 旅行代理店を見つけるも、19:30まででもう閉まってた。なんなよー。早いなぁ。店が開いてる時間は9:30〜13:30と16:00〜19:30。少ないなぁ。(笑)


1955 今日のごはんは鶏肉とグリーンピースとパプリカのパエリア!!やったー!!
おーめっちゃうまい!!パプリカがジューシーです。アーティチョークも入ってる。
こっち来てから初めてのpaellaやなぁ。

おばちゃんがまたビールを勧めてくれた。
今日は前と同じ“AMSTEL”とはじめましての“mahou”っていうやつ。
“mahou”はちょっと渋味がある感じやけど、いい香りでおいしい。


2037 ニュースを見てたら、なんかキューバのcomandante、フィデル・カストロが元気になったような感じなんやけど…。そしてベネズエラチャベス大統領と会ったみたいなんやけど、どうなんやろ??かなり“おじいちゃん”って感じに見えたけど。


2130 おばちゃんとお話。今日アルカラ・デ・エナレスに行ったこととか、星座は何かとか。おばちゃんはうお座らしい。もうすぐ誕生日やん。FELIZ CUMPLEANHOS!


2257 今までいろいろと話してた。話せないなりに結構話せて楽しかった。日本の写真見せたり、おばちゃんの趣味の太極拳の話聞いたりちょっとDVD見たり。おばちゃんの上の娘は小さいころ空手をやってたらしい。あとおばちゃんは過去に2年間も南アメリカに住んでたことがあるらしい。そしてマドリッドに戻ってきたらみんな喋るのが早過ぎて何言ってるかわからんかったらしい。(笑)スペイン人でもそんなんやったら尚更わかるわけないやん!マドレリーニョは超早口。


0015 眠い。