25日目 3.5 水曜日
0800 起床。
0834 出発。今日は学校は10:10から。
0845 トラムの駅に着いた。新聞によると、昨日は1-0でバルサが勝ったみたい。
0851 発車。
0920 パラウ・レイアル駅に着いた。トラムの中で小さい子が「そーれそ〜れ」っていってて笑えた。
今日は風があって寒い。
Barcelonaでは自転車が車道を走ってて面白い。あとレンタサイクルに乗ってる人が多い。
0955 学校に着いた。
授業で昔の写真を見ながら先生がいろいろと説明してくれた。カタランは禁止されてたとか検閲があったとか。あと、フランコ時代には今ある道にもその当時勢力を持ってた人の名前がつけられてたらしい。
あと、PSOEとPSCの違いも聞いた。PSCのCはカタルーニャの頭文字のことで、党としては独立してあるけど考え方はほぼ同じで、一応頭首はいてるけどサパテロがシンボルなんやとか。
ほとんど“カタルーニャのPSOE”と思っていいみたい。
1630 学校終わり。同じクラスに東京外大の人もいることがわかった。阪大（元大阪外大）をひけらかしてる彼の発音が完全に棒読みであることもわかった。（笑）さらに授業中は全く話さず、自分より話せない日本人に対してのみ偉そうにスペイン語をつかう性質があることも。線過去と点過去の違いについて“間違った解説”を偉そうにやって「entiendes？」とか言ってて面白かった。（笑）
同じクラスにいる日本人は全員同い年。外大で2年ずっとスペイン語を勉強しても、第二外国語で勉強するレベルと同じなんかと思ってしまう。人に寄るんやろうけど。それやったら他に専門のある人の方が何倍も勉強してるんじゃないんかなぁ。
まぁ外大で2年更に続けたらどうなるかわからんけど。
とりあえず、今のクラスはちょっと易し過ぎる気がする。
1700 ランブラス通りのAGENCIA DE VIAJEに来た。
昨日シティバンクからおろした残りの100ユーロと財布から24ユーロの合わせて124ユーロ。
1750 ピカソの壁画がある建物でトイレ休憩。建築関係の本や道具、文房具とかもいろいろ売ってる穴場。外見だけ見て通り過ぎることの多い隠れ家的なところ。
1803 サンタマリア・デル・マル教会に来た。初めまして。でかいなぁ。
石の色が夕焼けに映えてきれい。入場は無料。
中は完全に吹き抜けで、360°どこを見てもステンドグラスがある。
中でも入口側にある丸い大きなステンドグラスは壮観。これは夕方の方が綺麗に見えるなぁ。
そして荘厳なパイプオルガンの音が鳴ってる。いろいろ教会には行ったけど鳴ってるとこは初めてや。
そんでここは本物の蝋燭。入った瞬間蝋燭の匂いがふわっとする。
1830 ピカソ美術館に到着。6ユーロ。
1955 ピカソ美術館を後にする。
2015 メトロにてガウディ建築で現役レストランのcasa carvetに到着。ライトアップはされてなかった。今日は寒すぎる。上着持ってこなかったから震えまくる。手もかじかむ。
2025 プラサ・カタルーニャ駅。レンフェは遅れてる。
2042 遅れて来た久々の1番線で帰る。
今日は6℃しかない。初日の同じ時間は20℃あったのに。
今日はほんまにさむいんやなぁ。
2100 Sant Feliu de Llobregat駅に着いた。めっちゃくそ寒い。
2110 晩御飯。今日は目玉焼き二つとなんかわからん野菜の炒めたおいしいやつとパンとセマナ・サンタのおやつ。
今日はグルジア人のバハと一緒に食事。
食事中にバハが「インターネットを家で使いたい。重要な問題なんやー！」って言うからおばちゃんに尋ねてあげた。そしたらいろいろと質問と答えの応酬が続いて、その度にぼくが二人の間に入って
バハ「〜〜って言ってくれ」
おばちゃん「ペラペラペラ」
バハ「今なんて言った？」っていう状態に。
まさか英語とスペイン語の通訳をすることになるとは！！！！一生に一度あるかないかの体験やった。
英語ペラペラの外国人に外国語で頼りにされるのもなかなかないよなぁ。
“なんか今すごいことしてるよなぁ”って思いながら頑張って通訳した。（笑）「家には今無いし毎月お金かかる」とか「インターネットカフェの方が安いのでは？」とか「家で使いたいんや！」とか「お金は毎月払うから」とかとかとか。
そして最終的に彼が30ユーロ/月払うということでおばちゃんがtelefonica（電話会社）に電話して何日か後から彼はインターネットを使えることになった。貴重な体験やった…。
バハはおばちゃんの言うこと解ってないのにさも解ったように「うんうん」って返事して、すぐ小さい声で「今なんて言ったん？」って聞いてくるから悪い。（笑）
そのあともバハといろいろ話した。日本のこととかグルジアのこととか。電気製品とか車とか、“やくざとは何か”とか。（笑）「自分でもなんで“やくざ”を知ってるかわからんけど、日本のマフィアのことやろ？世界中みんな知ってると思うで。ためしにそこらで誰かにやくざ知ってる？って尋ねてみたら確実に知ってると思う。」って言ってた。すげー。“自分でもなんでやくざを知ってるかわからん”って、さも日本人がいつお辞儀を覚えたのかわからんように“やくざ”を知ってるんやなぁ。（笑）
他には宗教のこととか、日本人の宗教観とか、通貨のこととか政治のことを話した。あとはグルジアではみんなあんまり自転車に乗らんから、Barcelonaに来て自転車専用道路があることに驚いたとか、明日のテストのこととか。バハは「全然わからんし勉強してないからワーストや」とか言ってた。
途中で学校のアクティビティでタパスを食べに行ってたオランダ人のティムが帰って来てちょっと話した。ティムは単に肉の味が嫌いやからベジタリアンなんだそう。ティムは大人しくて真面目で神経質なタイプ。それに対してバハはほぼアフロでサッカー好きで外交的な感じ。最初会ったときは二人とも英語しか話さんし仲良くなれなさそうな気がしたけど、割と仲良くなれたなぁ。英語しか話さんのは変わってないけど。
今日バハに「みんなよくbonitaって言ってるけどどういう意味なん？」って聞かれたときはびっくりしたけど。
2340 話し終わった。
たっぷり3時間は話してたなぁ。ほとんど英語で。いざとなったら割と喋れるんやなぁ〜。ちょっと自分に感心。（笑）
最近ボタンを外さなくてもズボンが脱げるようになった。痩せているのか。
