有意義な週末

私が友人からドタキャンされて映画鑑賞に明け暮れていた土日、彼はというとめんまるさんと一緒に公園でバドミントンをしたり京都市動物園に行ったり、夏日になった週末を正統派とも言うべき方法で楽しく過ごしていたらしい。


バドミントンというものは、普通はあまり転がったりすることのないスポーツだ。
少なくとも私はそう思ってきた。
しかし彼のバドミントンは、非常によく転がる。
高校の体育でやっていた頃から体育館にドタンバタンという音を響かせ、青あざと摩擦によるジャージの穴の数を増やして奇異の目を欲しいままにしていたのだという。
普通に考えれば異常だが、彼にとってはごく自然なことなのだ。
文化の違いとでも言うのだろうか。
土曜日も、炎天下での回転レシーブによって汗と砂で服の中が気持ち悪くなってしまったようであるが、それが彼を彼たらしめているのだろう。
そういうことにしておく。


土曜の夜には、稲荷山に登って夜景を嗜んだ。



日曜日は京都市動物園を満喫し、アシカの餌やりやラマのまつげに興奮した。



そのあとに疏水記念館や蹴上インクラインを見学・散歩して堪能したのだが、水辺に咲いていた菖蒲に気をとられて靴を片方濡らしてしまったところが彼らしい。