KIJS二週間目

piedra-blanca2009-06-15

彼は今日、初めて授業を行った。
いろいろと言い忘れたりうまくいかなかった部分もあったが、声は隣まで聞こえるくらいに出せたし、ほぼ予定通りできたので65点、というのが彼の自己評価である。


彼は、担当の先生から受けたいろいろな指摘を参考に、明日から少し授業の流れを変更することにした。

問題は、経験のない彼がいざ生徒の前に立ったときに、どれだけ柔軟に変更した部分を実現できるか、ということだ。
いざ変更した部分になる直前に、最初の指導案で作って覚えた授業の流れが口をついて出てきてしまい、後戻りできなくなってしまうものなのだ。
彼は少しそのことを心配している。


しかし、もっと憂うべき点は他にあると私は指摘する。
授業の担当さえしていないクラスの前を通ったときに、大声で呼び捨てにされてるようでいいのか、ということだ。
まぁ、彼がそんなに懐かれている(≒おおっぴらに馬鹿にされている)のはそのクラスだけなのでたいしたこともないかもしれないが。
いや、担当していない(=ほとんど行かない)クラスで一番懐かれているというのもおかしな話だが。


とにかく、二週間目はまだ始まったばかりである。