NANO-MUGEN2009

piedra-blanca2009-07-20

横浜アリーナNANO-MUGEN FES.2009の二日目が行われた。
彼は横浜駅で大学の友人と待ち合わせ、新横浜の横浜アリーナへ向かった。


この日の出演者は、出演順にFARRAH,サカナクション,NADA SURF,THE YOUNG PUNX!,ユニコーン,BEN FOLDS,スピッツ,HARD-FI,ASIAN KUNG-FU GENERATIONであった。
http://www.nano-mugen.com/

マニックスのキャンセルによりタイムスケジュールの変更があり、彼がこの日の目玉と意気込んでいたサカナクションは2番手であった。
サカナクションは三日月サンセットとおぼしきイントロで会場を沸かせたあといきなりAmeBに転じ、

1.Ame B
2.ライトダンス
3.ネイティブダンサー
4.セントレイ
5.アドベンチャー
6.ナイトフィッシングイズグッド

と6曲を完成度の高い壮大なスケールで歌い上げた。

ナイトフィッシングイズグッドの山口氏はまさに神が降臨していると言っても過言ではない憑きっぷりであったと彼は言う。



彼らはNADA SURFに心を奪われ(演奏後、エントランスで即興アコースティックライブもやっていた)、THE YOUNG PUNX!に踊り狂い、BEN FOLDSの意外性に盛り上がり、HARD−FIのスベリっぷりに薄笑いを浮かべてスピッツの名曲に感動した


そして19時55分、ついに本日のトリ、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの登場である。
壮大なインストから始まり、“夜のコール”へ。
そこから“稲村ヶ崎ジェーン”や“夏の日、残像”“羅針盤”“藤沢ルーザー”“遥か彼方”“Re:Re:”と観客を心身ともにガンガン飛び跳ねさせる怒濤の14曲
彼らは特に、開演前から聴きたいと願っていた“惑星”と“転がる岩、君に朝が降る”を両方やってくれたことに感動した。
そしてアンコールの“ワールドワールドワールド”から“新しい世界”への完璧な流れが会場を最高潮に盛り上げ、高々と舞い上がる紙吹雪の中、今年のナノムゲンが幕を閉じた。



ナノムゲンの良いところは、屋内ですずしく、スタンディングもスタンド席も自由に行き来できるので誰でも楽しめる点である。
そして、ステージの後方上にある楽屋から、出演者が他の出演者のステージを見ているのが観客にも確認できるところがいい。
なにより、出演メンバーが最高である。



彼らはほぼ満足にナノムゲンを楽しみ、帰路に就いた。
また来たいと思える、素晴らしいフェスであった。