渡鹿日記 初日 2
とにかく暑いのです。
予想外の暑さです。
天文館通まで歩いてきた私は、ラーメン屋を探して右往左往。
鹿児島ラーメン豚とろという店に目星をつけて来たところ、なかなかの行列具合。
こってりしていて、チャーシューがもうとろけて仕方がないのです。
食後はもちろん白熊です。
少々つらくても別腹です。
天文館むじゃきです。
後ろで食べてる女子大生たちは既にやられ気味です。
誰かが言いました。
「もう無理だよ…」
別の誰かが言いました。
「笑顔で食べようよ!!」
血気盛ん、食欲旺盛とぼくが勝手に推測する彼女たちから言葉と笑顔を奪う白熊の威力はすごいものです。
かくいうぼくも、例外ではありません。
寒さで震えが止まらず、食べ終わったあとにはしっかりと腹が痛くなりました。
それでも、白熊のあの大きさ、ふわふわ感、練乳の濃さはやめられないのです。