深夜の彼に友人Kから電話。


友人Kにフジファブリックを薦めたのは他でもない彼で、11月にライブを観るに当たり、Kはフジファブリックを聴き込んだ。
29日のライブにも一緒に行く予定で、「これから何年かは毎年ツアーもやるやろうし、これからもっと聴き込みたい」と思っていた矢先の出来事であった。
Kは、泣いていた。
虚しさや悔しさや、いろんな思いが伝わってきた。

Kは、悲しい事実をすべて受け入れて、泣いていた。



一方で、彼は泣かない。
まだ何も受け入れられていないのに、泣けるわけがない。
画面に浮かぶ活字を見ても、「フジファブリック志村氏急死」の意味が、頭の、“理解できるところ”まで入ってこない。
意味はわかっても、心がその事実の受け入れを拒否している。


2009-09-06
カテゴリ:未設定
レコーディング。最強。最強なものが出来た。絶対的に聴いた人はビビるぜよ。子供が聴いたらちびるかもしれん。夢に出てくるよ。これ本当。皆さんを悪夢に導きます。

2009-09-14
フジファブリックの次作は、ちょっと…考えてます。フジファブリックフジファブリックであろうとするために常に新しいものにチャレンジしてきました。いっつも作品を作るたびに何かを封印し、何かを切り開いてきました。武器を見つけては使って、また封印し。次作、封印していたものを解き放ちます。すべてのものを取っ払って何にも気にせず、自信満々でいきたいと思ってますし、お客さんの反応が楽しみで仕方がありません。

フジファブリックの持っている武器は次作、爆発させるつもりです。

志村日記より。







「いつまで待てば、最強な曲でぼくらを悪夢に導いてくれるん??」


「次作でフジファブリックの武器を爆発させてくれるんやろ??ねぇ、志村!!」


彼の、心の叫びである。