フジファブリック Live@RF

piedra-blanca2009-11-02

彼は、めんまるさんや弟、友人たちとともに、龍谷大学の学園祭にて催されたフジファブリックのライブに出かけた。


龍谷大学では、学園祭のライブがなんと無料である。
優先エリアと呼ばれるステージ近くに入れる整理券が一応配られているのだが、野外なのでどこからでも観ることができるのだ。
なんと良心的。


とはいえ、やはりライブは近くで観たい。
彼らは地道な努力により、2000枚配られた整理券のうち、50〜60番台を手に入れてライブに挑んだ。



ところが、前日から強力な寒気が西日本に流れ込み天候が心配されていた通り、昼過ぎから強い風と激しい天気の変化が。
そして入場開始の17時前には台風のような暴風雨が猛威を振るい、もはや中止ではないかと危ぶまれた。


しかし…彼らのフジファブリックへの想いが伝わったのか入場開始直前に雨も風も止み、ライブ中にはほぼ満月の綺麗な月まで見えるほどに。



ライブ中はステージから見てちょうど正面に月が見えていて、志村氏は何度も月の話題を口にしていた。


「月が、綺麗だなぁ」(棒読みで)。



前日の明治学院ではやらなかった「月」の曲を、3曲もこの日のセットリストに入れていたのは確信犯だろうか。




フジファブリックの音は本当に格好良い。



この日は志村氏の咽の調子も良く、彼らは最前列の山内氏の前あたりで押し寄せる暴徒(後ろの観客)から必死で身を守りながらライブを楽しんだ。
ライブの最後にはなんと金沢氏がギターを掻き鳴らすというサプライズな展開も見られた。



セットリスト(18:00〜19:30)

1.Sugar!!

2.虹

3.TAIFU

MC「どうもーフジファブリックです!雨、上がったかな?あ、月も見える。こりゃ良い夜になりそうだな」

4.Sunny Morning

5.バウムクーヘン

MC メンバー紹介(山内氏が大学受験時に龍谷大学に落ちたことを告白)フジファブリックのダークゾーンを」

6.雨のマーチ

7.打上げ花火

8.地平線を越えて

MC「月が、明るい。えー、ムーンライトという曲を」

9.ムーンライト

MC「月が、綺麗だなぁ。さっきから言ってるけど、月が綺麗だなぁ。お月様のっぺらぼう」

10.お月様のっぺらぼう

11.環状七号線

MC「学園祭って良いですよね。」→キャンパスライフ妄想(じゃがバター)話

12.Laid Back

13.Merry−Go−Round

14.Surfer King

15.TEENAGER

アンコール 「あと一曲やります!ありがとうございました!」

En.銀河


志村氏は、自身の日記でこの日のことをこう語っている。

2009-11-02
フジファブリックLive@龍谷大学


学園祭実行委員の方はフジファブリックを呼ぶために実行委員になったらしいです。フジファブリックを呼ぶのは4年間の夢だったらしいです。そうならもう…良いライブするしかないでしょう。もう全力よ。この日、降水確率90%なのにも関わらず、ライブ直前に雨が止み、お月様が。ライブが終わったらまた雨でした。

しかし11月の野外はあり得ないくらい寒い!!歌ってて息が白いの分かりますもん。あとですね、リハーサルはお客さんに音が丸聞こえだったんで、本番やらない曲を敢えてやりました。サービスサービス。


いいライブだったと思います。


フジファブリックHP(http://www.fujifabric.com/diary/index.html)

志村氏の言う「サービス」とは、“桜の季節”のことであった。

ライブの16曲+リハの1曲。
それを聴けた彼は幸運だったということだ。